クリチコvsジョシュア劇的な王座の世代交代、クリチコの画像とプロフィールについて書いて見ました。年齢差14、発売された9万枚のチケットが即完売なった世界が注目する新旧スーパースター同士の夢の対決、WBA・IBF世界ヘビー級タイトルマッチが英ロンドン、サッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムで行われました。
マイク・タイソン以上に盤石なヘビー級長期政権を築いてきたクリチコついに敗れる、ヘビー級新時代の到来!
クリチコのプロフィール
本名:ウラジミール・ウラジミロビッチ・クリチコ
通称: Dr. Steelhammer
生年月日:1976年3月25日(41歳)
出身地 :カザフスタン共和国
国籍:ウクライナ
階級 :ヘビー級
身長 :198cm
リーチ :2m6cm
パートナー:ヘイデン・パネッティーア(アメリカ人女優)
ボクシングスタイル :オーソドックス・テクニシャン
プロボクシング戦績
総試合数 68/勝ち 64(KO勝ち 53)/敗け 5
獲得メダル
オリンピック:金 1996 アトランタ スーパーヘビー級
ヨーロッパボクシング選手権:銀 1996 ヴァイレ スーパーヘビー級
クリチコ選手は1996年アトランタオリンピックのスーパーヘビー級の金メダリストで、プロボクシングでの通産防衛記録は23回、王座統一についても3団体を統一するベテランファイターとして伝説とも言われているボクサーです。
今回アンソニー・ジョシュアとの決戦にさいし挑戦者としてリングにあがるのは実に10年ぶりで、また実際にリングに立つのは1年5ヶ月ぶりとなりました。
前回の対戦は2015年に行われたWBO第1位タイソン・ヒューリーとの試合でしたが最終ラウンドまで持ち越し判定で破れ、11年ぶりとなる負けをきっし統一王座からも離れることとなりました。
防衛戦のトレーニングでは、今回対決したアンソニー・ジョシュア選手がまだ新人ボクサーだった頃、彼をスパーリングパートナーとして丁重に迎え、実際にリングで戦ったその時その抜けたボクシングセンスを見抜き、才能を認め、それ以来彼を自分自身の弟のように接する間柄でもあったと言います。それゆえに今回のこの両者の戦いは格別だったのではないかと感じます。
スピードとパワーのジョシュア、テクニックとキャリアのクリチコの対決は、ジョシュアに軍配があがりヘビー級新時代の到来となりました。