あなたの知りたい情報局

来て頂いた方の役に立つ、様々なジャンルの情報を配信しています!

真道ゴーの画像と経歴、田中理恵と親友の元女子世界王者が新郎としての道を選ぶその訳とは?

真道ゴー画像と経歴、田中理恵と親友の、元女子世界王者が新郎としての道を選ぶその訳とは?について書いてみました。真道ゴーさんは大阪府にあるグリーンツダボクシングクラブに所属する女子プロボクサーで、第2代OPBF女子東洋太平洋フライ級チャンピオン及び第5代WBC女子世界フライ級チャンピオンを獲得している日本が誇る女子プロボクサーの一人です。

 

男とか女とかではなく、今頑張れる場所があることが大事、性同一性障害を乗り越え男性として結婚を果たす

 

真道ゴーのプロフィール

クリックすると新しいウィンドウで開きます

リングネーム:真道 ゴー

本名 :橋本 めぐみ

生年月日:1987年7月18日(30歳)

国籍:日本

出身地:和歌山県・岩出市

身長: 167cm

体重:ー

<学歴>

高校:和歌山県立和歌山北高等学校

※同級生であるロンドン五輪代表元体操選手の田中理恵さんは、今でも何でも相談する中のいい親友

 

大学:天理大学

※日本バスケットボールリーグ大阪エヴェッサに所属する根来新之助(ねごろ しんのすけ)選手は大学バスケットボール部の同期

 

<女子プロボクサーとしての戦績>

スタイル: 右ボクサーファイタ-

職業:ボクシング女子プロボクサー

階級 :フライ級(48.99kg~50.80kg)

総試合数: 20試合

勝ち数: 16試合(内KO勝ち11試合)

敗け数: 4試合

 

”女子プロボクシング元世界チャンピオン”真道ゴー(本名:橋本 めぐみ)さんのリングネームである「真道ゴー」は、真道さん本人が『前向きにありのまま戦うことで、悩みを持つ人に『自分もがんばろう』と思ってもらえたら』、また『真っ直ぐに自分の信じた道を突き進みたい』という強い信念とそういう自分にも思いをこめて自らがつけたリングネームでした。

真道ゴーさんは、『心と体の性別に違和感を感じる障害』実際には、女性の身体でありながら意識はほとんど男性のとしての認識を持ついわゆる「トランスジェンダー」であり、『性同一性障害』でした。ちなみに『性同一性障害』という言葉は2003年(平成15年)頃から知名度を持つようになっています。

日本においてプロボクシング競技を統轄(とうかつ)する機関、日本プロボクシングコミッション(JBC)によれば、試合への出場は、選手自身の男性、女性という意識自体に関係することなく現時点での戸籍の性別に応じて試合ができるようになっています。

 

和歌山県で生まれた真道ゴーさんは、厳しい親の元に育つと共に小さい頃から、「自分が女の子」であることにどこかえたいの知れない違和感をずっと感じていたといい、小学校、中学校、高校、になってもその感じはずっと変わることはありませんでした。

大学生時代には先輩の女性と付き合っていましたが、自分が女性でありながら女性を好きになっていくという自分をうまく周囲に伝えることができず、『性同一性障害』ということがまだまだ認識されていなかった当時は周りの学生から嫌がらせやイジメを受けたり、付き合っていた先輩の女性からも、「親にあなたの事は言えないしあなたとは幸せにはなれない・・・」といわれ別れました。

そんな生活がつづいていた真道さんは、「自分は生きていも誰かの重荷にしかならない。こんな風に生まれた自分が悪いのか・・・」と考えるようになり大学からだんだんと遠ざかるようになり、そして休学します。その後、何も考えのないまま大阪へ出て、大阪の繁華街である新地のバーで働きはじめることになります。そこでの生活は住む家はなく友だちの家や店で寝泊まりしたりする日々が続き自分をイジメだんだんと荒れていく中、ある時バーで働く同僚から「もっと自分を認めてあげて」と言われた一言で涙したといいます。

自分はもっとありのままの自分で生きて行きたい。厳しく育てられた両親に今の自分の本当の気持ちを言えばきっと『出ていけ』と言われるかもしれないけれど、それでもありのままの姿を認めてもらいたい・・・。とそう思うようになった真道さんは、20歳になった時、和歌山県の実家に戻り今の自分のことを思い切ってお母さんにすべて打ち明けました。怒られて勘当されると思っていたお母さんからでた言葉は「見た目と心がどう違おうとあなたは私が生んだ子どもに変わりない。それより今のあなたはあなたらしくない」と泣かれたそうです。

間道さんはそこから意識がかわり、まずは乱れていた生活となまっていた身体を鍛え直そうと、実家の近くにあったのボクシングジムに通うようになります。そこで真っ直ぐに練習に打ち込むひたむきな若者たちの姿を見たとき「自分の失っていたものがここにあった」とボクシングジムに入会。元々子供の頃から運動神経が発達していて、陸上、水泳で全国大会出場。小5から大学まではバスケットボールに打ち込み近畿国体予選にも出場するなど身体能力が抜群に高かった間道さんは厳しい練習の中ボクシングの技術をすぐに習得し、メキメキと上達していきます。

その頃ちょうど女子のプロが創設された時期で、才能を見込んだ会長から「プロにならないか」と誘われそのまま女子プロボクサーとなります。

抜群の身体能力を持つ彼女の腰を深く落とした姿勢から放たれる右ストレートは強烈で、デビュー戦は負けましたがそれ以外は14戦12勝中8KOを誇る戦績を誇ります。

 

 

男性として生きる

2015年(平成27年)27歳のとき、医師から正式に性同一性障害の診断を受け性転換の手術もできるようになりますが、それを迷っていた真道さんに、23歳のときに出会い現在は一緒に住んでいるパートナー”あゆかさん”から「男とか女とかではなく、今頑張れる場所があることが大事だと思う。たとえ『性自認が男性なのに女子ボクシングをしている』と誰かに笑われても、私はわかっているから」と暖かい言葉を掛けてくれた事が後押しし2017年5月にタイで性別適合手術を受け成功。戸籍も、本名を「橋本めぐみ」から「橋本浩(ごう)」と改め男性となり、間道さんの誕生日にあたる2017年7月18日婚姻届を提出します。

 

まとめ

自分に悩み続け一度は停滞していた人生を歩んでいた間道さんでしたが、ボクシングに自分の歩む道を見つけ見事に立ち直り世界チャンピオンにまで輝いた間道さん。現在、奥さんになった”あゆかさん”は毎日の練習にも同行し、支えてくれる応援者の一人ですがしかし彼女の家族はこの付き合いには大反対だといいます。「親には話せない」とこれまで言われてきた女性達に対し反対されながらも応援してくれるこの子の親からは絶対に逃げたくない! 『こんなに頑張っているやつなら』と認められたい。だからこそ、世界チャンピオンになれた。とそう言った間道さん。プロボクサーは引退し今後は地元の和歌山市で児童施設やボクシングフィットネスジムを経営し、第2の人生を歩むになりますが「トランスジェンダー」性同一性障害に悩む人のお手本ともなるべく今後お二人の幸せを是非応援していきたいと思います。