あなたの知りたい情報局

来て頂いた方の役に立つ、様々なジャンルの情報を配信しています!

井川意高氏の現在とその華麗なるプロフィール、かつての衝撃的事件後の復活へのチャレンジは

井川意高(いかわ もとたか)氏の現在とその華麗なるプロフィール、かつての衝撃的事件後の復活へのチャレンジは?について書いてみました。井川意高(いかわ もとたか)氏は、家庭用品「エリエール」のブランドで知られる大手製紙メーカー「大王製紙株式会社(だいおうせいし」の元会長で、毎年赤字で苦しんでた同社を黒字へ導く手腕を持つ優秀な経営者でありながらギャンブルにはまってしまい100億近い会社の資金を流失させ一時身をほろぼしてしまった経歴の持ち主です。

 

その時を克明に綴った「熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録」(幻冬舎文庫) は読み応えあり!

 

井川意高のプロフィール

f:id:mro74277:20170501075451p:plain

本名:井川意高(いかわ もとたか)

生年月日:1964年7月28日(52歳)

出身地: 東京都

最終学歴 :東京大学法学部卒

職業: 実業家

配偶者 :あり

子供 :あり(娘)

 

1987年:大王製紙に入社。三島工場次長、常務取締役、専務取締役、副社長を歴任

毎年70億円もの赤字に苦しんでいた大王製紙の紙事業(家庭用)部門の責任者に就任します。他社の製品と品質にはたいして差がないにもかかわらず負け続け赤字を続けている現状を打破するために、当時の永谷園や大正製薬の敏腕社長らに教えを乞い大王製紙というブランド力のアップに昼夜をとわず心血を注きます。現状を打破するために考えたことは、宣伝広告に売り上げの10%以上をつぎ込み、同社のブランド力をアップさせることでした。

「商品と顧客ではなく、企業と顧客との信頼関係を築くこと」を目標に果敢にチャレンジ、大王製紙社員の努力も実を結び、紙事業(家庭用)は50億円もの黒字に転換、真に大王製紙のブランド力をアップさせることに成功します。

 

2007年:大王製紙取締役社長に就任

その後会長になりますがこの時、ギャンブル(カジノ)依存に陥り、関連する子会社から総額106億8000万円もの資金を流失させていたことがか発覚。

ことの発端は、当初は家族旅行で行った旅行先で50万円程度を賭けて楽しんでいたのが、いつのまにかギャンブルの魔力に獲りつかれてしまい寝食も忘れ、シンガポールのVIPルームで20億円をあっという間に失ってしまった事から始まります。その後は破滅的ギャンブラーになってしまいました。

 

2011年11月:会社法違反(特別背任)の容疑で東京地検特捜部に逮捕されます。

 

2013年6月:懲役4年の実刑判決が確定、社会促進センターに収監。

最初誰も面会に来る人はいなかったそうですが、小菅の拘置所に収監されているとき最初に面会にきたのは面識のあったホリエモンこと堀江貴文氏だったそうです。その時持ってきてくれた分厚い座布団の差し入れがとても嬉しく心にしみたそうです。

 

 

現在の状況

2016年12月に収監されていた社会促進センターから仮釈放、模範囚として真面目にすごしていたようで刑期については終えているようです。国会で日本のカジノ法案が検討されていたとき雑誌等のインタビューを受けていたそうですが、カジノ法案の成立については否定的なコメントを出していました。