ロジャームーアの画像とプロフィール、セレブすぎる3代目ボンドの素顔とは?について書いてみました。ロジャームーアさんは整った顔立ちとコミカルな雰囲気でファンに愛され、また12年間7作品に連続で演じた映画『007』シリーズ、3代目ジェームズ・ボンド役ではロジャームーアの名を世界中に知らしめた、イギリス出身の演技派の俳優です。
ボンドを心底愛する”ロジャー・ムーア”88歳、今もボンドを演じたい!
ロジャームーアのプロフィール
本名:Roger George Moore(ロジャー・ジョージ・ムーア)
※Sir・Roger George Moore(サー・ロジャー・ジョージ・ムーア)
ロジャー・ムーアは「サーの称号」を持っており、Sir (サー) とはイギリスにおける「称号」のひとつで、日本語では「勲功爵(くんしゃくし) 」もしくは「騎士爵(きししゃく)・士爵(ししゃく)」といいます。
イギリスに貢献した人々にエリザベス女王から贈られる称号の最下位にあたるもの「Sir(サー)の称号」をうけるとMr(ミスター)の代わりにこれが正式文書等に反映されます。クレジットカードなどにもSir(サー)とかかれます。
生年月日:1927年10月14日
(※2017年5月23日死去/89歳)
出生地: イギリス・ロンドン
国籍:イギリス
職業:俳優
趣味:絵を書くこと
主な出演映画
・『007』シリーズ(3代目ジェームズ・ボンド)
・『セイント 天国野郎』<主演>/テレビシリーズ
・『ダンディ2 華麗な冒険』<主演>/テレビシリーズ
1962年:35歳『セイント 天国野郎』
1973年:46歳『007 死ぬのは奴らだ』
1977年:50歳『007 私を愛したスパイ』
1979年:52歳『007 ムーンレイカー』
人物・経歴
ロンドンのストックウェルで警察官の息子として生まれ、1940年、映画にエキストラとして出演。そしてその後に軍隊に入隊し、第二次世界大戦にも従軍。所属はイギリス軍の娯楽部隊に所属していました。
戦後は軍隊という生々しい世界から離れ、役者を目指すため再び大部屋俳優になって、テレビのステージ・マネージャーやモデルなどの職業も経験します。
1950年代、俳優での成功を求め23歳でアメリカに渡り、テレビドラマに出演する下積
生活が続き、1954年、27歳の時MGM映画『雨の朝巴里に死す』に出演、その年MGM
の契約俳優となります。そして
1962年、35歳でテレビシリーズ『セイント 天国野郎』で主演に大抜擢。スターの地位を一気につかみます。その後
1971年、44歳でテレビシリーズ『ダンディ2 華麗な冒険』などのテレビシリーズでも主役を務め大活躍、多くの女性ファンを虜に。
ムーアさんは日本が大好きで、複数回来日しています。
また日本企業のCMでは、トヨタ自動車の7代目「トヨタ・コロナ」(コロナ最終型、
終になるFR(後輪駆動))のCMにイメージキャラクターとして出演、また彼自身7
目コロナのカタログにも登場しています。
私生活及び晩年
ムーアさんは4回の結婚と3回の離婚をしています。
最初の結婚は、1946年19歳の時、ある映画のエキストラで出演していた監督の家に泥棒が侵入、その捜査にやってきた警察官がムーアさんの父親だったという監督との縁で
者の道を勧められ王立演劇アカデミーに入学、この頃に最初の結婚をしています。
その後劇団や第二次世界大戦で軍隊に所属しますが退役後、モデルやテレビのステージ・マネージャーなど様々な職に付き、1950年23歳の時、歌手のドロシー・スクワイアーさんと恋に落ち彼女と共にアメリカへ渡り幾つかのTVドラマや舞台などに出演します。しかしあまり売れず下積み生活を続けます。2度目の結婚はちょうどその頃で、1953年26歳の時、イギリスで恋に落ち一緒にアメリカへ渡った歌手のドロシー・スクワイアーさんと再婚しています。その後1954年11月18日に公開されたアメリカ映画「雨の朝巴里に死す」で大きな役を貰いその年に、アメリカの映画製作・配給会社であるMGMと契約を結びます。
結婚生活は8年続きましたが1961年、ムーアさんが34歳の時に破局。
そして3度目の結婚は、1969年ムーアさんが42歳。相手は「サビーヌの掠奪」で共演した女優のルイザ・マッティオさんで2男1女に恵まれます。
しかし、1996年、69歳の時に離婚69します。3人の子供のうち、ジェフリーさんとデボラさんの二人は俳優になっています。
ルイザ・マッティオさんとは38年間の結婚生活でしたが、1993年に患っていた前立腺癌の療養ためリヴィエラに滞在中、奥さんであるルイザの親友のクリスティナ・ソルストラップと恋愛関係になり、2002年、74歳の時、1億ポンド(日本円で約、1億4500万円)を慰謝料として渡し離婚を成立させモンテカルロで結婚式を挙げます。
まとめ
ロジャー・ムーアさんが演じた3代目ジェームズ・ボンドは、ハンサムで整った顔立ちから繰り出されるコミカルでユーモアあふれる雰囲気のボンド像が12年間7作連続と永木に渡りファンから愛され続けていました。
晩年は、オードリー・ヘプバーンに勧められて始めたユニセフ親善大使の活動に力を注ぎ、チャリティー活動にも積極的に参加、2007年には、国連から名誉人道賞も授与されていましたが、2017年5月23日癌のためその波乱に満ちた89年の人生に幕を閉じました。