大井川和彦(茨城県知事)の画像と経歴、茨城県を日本一の県にする!という驚きの政策とは?について書いてみました。大井川和彦さんは、8月27日任期満了に伴う茨城県知事選に出馬し、7選を目指した現職の橋本昌氏(71歳)と、共産党が推薦する新人のNPO法人理事長、鶴田真子美氏(52)を破り、初当選!見事、茨城県知事に就任することになりました。また大井川和彦さんは元IT企業の役員でありバリバリの民間出身であり現場も知るビジネスマンでもあります。
県独自の給付型奨学金やその他学びの環境等も整備、「子供は将来世代の主人公!」教育に力を注ぐ考えも!
大井川和彦のプロフィール
名前:大井川和彦(おおいがわかずひこ)
生年月日:1964年4月3日(53歳)
出身地:茨城県土浦市(父親の転勤で小学校のとき日立市へ移住)
趣味:読書、音楽鑑賞、スポーツ全般(観戦より実践派)、柔道、野球、アメリカンフットボール
座右の銘:”意思があるところに道は開ける”(Where there's a will there's a way)
愛読書:「蜜蜂と遠雷」(著者/恩田陸(おんだ りく)※高校のクラスメイト
家族:妻/由香(ゆか)/(弁護士/日立一高・早稲田大卒)・長女
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<経 歴>
学歴
1983年(昭和58年):18歳、茨城県立水戸第一高等学校卒業
1988年(昭和63年):24歳、東京大学法学部卒業
1996年(平成 8年):32歳、ワシントン大学ロースクール卒業
官僚時代(通商産業省・経済産業省)
1988年(昭和63年):24歳、通商産業省(当時)入省
1998年(平成10年):34歳、通商産業省、シンガポール(初代)事務所長
2002年(平成14年):38歳、経済産業省商務流通政策グループ政策調整官補佐
IT企業役員時代
2003年(平成15年):39歳、経済産業省退官後、マイクロソフトアジアに入社(執行役員)
2004年(平成16年):40歳、マイクロソフト株式会社、執行役常務パブリックセクター担当
2010年(平成22年):46歳、シスコシステムズ合同会社 専務執行役員パブリックセクター事業担当に就任
2014年(平成26年):50歳、シスコシステムズ合同会社 専務執行役員パブリックセクター事業担当 兼 コマーシャル事業担当
2016年(平成28年):52歳、:株式会社ドワンゴ(ニコニコ動画運営会社)取締役
官僚からIT企業役員
大井川和彦さんは1964年4月3日茨城県土浦市生まれの現在53歳、官僚の経験をへて第一線のIT企業で役員として現場でバリバリに活躍し今度は自らの故郷を日本一にするという目標を掲げ県のトップとしてチャレンジします。
1988年に東京大学法学部を卒業後、ワシントン大学に進学、1996年にワシントン大学ロースクールを卒業します。そしてかねてからの目標だった国の仕事に携わるべく1988年、通商産業省(当時)に入省。初代シンガポール事務所長を経て、経済産業省商務流通政策グループ政策調整官補佐に就任します。その後官僚として働きますが、今後のことを考えると民間の現場の仕事の経験も必要と判断、2003年に経済産業省を退官し、今度はマイクロソフトアジアに入社、兼ねてからの考え通り民間の現場の仕事に就き、執行役常務パブリックセクター担当を経て、2010年にはシスコシステムズ合同会社の専務執行役員に就任します。さらに2016年には株式会社ドワンゴ(ニコニコ動画の運営会社)へ取締役として就任、その1年後に茨城県知事選挙に出馬、苦しい選挙戦を勝ち抜き見事初当選、県知事への道へ進みます。
茨城わくわく!宣言
大井川和彦氏は県政のキャッチコピーとして「茨城わくわく宣言」を掲げました。その具体的な政策としては、
1.新しい豊かさ
「新しい」暮らしやすさ!その一環として「日本一子どもを産み育てやすい県」にする。そのために、これまでのシステムを根本から見直しまた、女性も男性も、子供もシニアも障がい者も、健康でいきいきと生活し、活躍でき、大規模災害や犯罪から県民を守る安全安心な郷土づくりをすすめ、豊かな自然環境を大切に守り育て、県民に寄り添い、力強くやさしい県政の実現を目指す。
2.新しい安心安全
「新しい」仕事・雇用をつくる/つくばなどの研究成果やICT・AIなど新しい技術を取り入れた新しい産業の創出。茨城を支えてきた中小企業や商店を大切にしながら起業を活発にし、県知事自身がトップセールス(営業マン)となり企業立地を強力に進めて雇用を増やす。8年連続全国第2位を誇る農業県、茨城をさらに発展させ、生産者である農家の人が“儲かる農業”の実現を目指し、茨城に生まれ育った人が、ずっと茨城で働き生活できるようにしていく。
3.新しい夢・希望
「新しい」夢・希望をつくる/茨城国体、東京オリンピック・パラリンピックを成功させ、茨城県の魅力を発信、スポーツ文化、観光、産業など振興を図り、茨城の活性化を推進する。また茨城創生のために民間の活力を取り入れて、官民が協働して茨城県の底力をアップさせ「行政革命」をすすめていき、人口減少時代を迎える中でも、輝く未来を信じ、「茨城に住みたい!住み続けたい!」と人がいっぱい集まり、増え、そういう茨城県を創っていく。
4.新しい人材育成
「新しい」人材を育てる/茨城の未来を託す子どもたちに、知・徳・体の、バランスのとれた教育を推進、またスマートフォンやタブレット端末、インターネットなどを活用した情報通信技術を教育で活用するICT教育や就学前教育にも力を注ぎ、若者・女性・シニアが社会で活躍できる環境の整備、そして茨城の産業、教育、文化、医療、福祉、介護を支えリードする人材育成をすすめ、さらに「県独自の給付型奨学金」を創設、子どもは将来世代の主人公だけに、若者の貧困問題は看過できない課題であり、今、問題になっている返済の義務がある貸与型奨学金制度を返済の必要のない給付型奨学金制度に見直し若者の夢や希望の実現を強く支援する。
の四つをあげています。
まとめ
県知事としては53歳という若さで体力的にも精神的にも一番充実し活躍できる年代である大井川和彦さん。はたして茨城県にこれまでとはまた違った新しい風と流れを吹き込むことはできるのでしょうか?その手腕に茨城県民の大いなる期待が集まります。