ジブリのパクリ?メアリと魔女の花を製作したスタジオポノックとは?について書いてみました。メアリと魔女の花はジブリのパクリというような書き込みが多少なりともあるようですが本当にそうなのでしょか?メアリと魔女の花を製作したスタジオポノックというアニメ制作会社はジブリ解体後にできた新しい制作会社です。
”スタジオポノック”はスタジオジブリでプロデューサーを務めた西村義明により設立された!
スタジオポノック
会社名:株式会社スタジオポノック(STUDIO PONOC CO.,LTD.)
種類:株式会社
代表者:代表取締役社長 西村義明(にしむら よしあき)
本社所在地:
〒180-0023
東京都武蔵野市境南町2-10-21 新倉ビル
設立:2015年4月15日
事業内容:アニメーションの企画・制作を行う
業種:情報・通信業
外部リンク
株式会社スタジオポノックは、スタジオジブリでプロデューサーを務めた西村義明(にしむら よしあき)氏により設立されたアニメ制作会社で、社名の「ポノック」とは、「深夜0時」という意味のセルビア・クロアチア語になります。スタジオジブリを解体し、新しいスタートが始まった『新たな一日のはじまり』という思いからつけられました。
これまでに製作された作品
2015年(テレビCM):JR西日本2015年夏のキャンペーンCM/監督:百瀬義行
2016年(ポスター):滋賀県観光誘致ポスター
2017年(劇場アニメ):メアリと魔女の花/監督:米林宏昌(よねばやし ひろまさ)
代表:西村義明のプロフィール
名前:西村義明(にしむら よしあき)
生年月日: 1977年9月25日 (39歳)
出生地: 東京都
設立団体: スタジオポノック
ノミネート: アカデミー長編アニメ映画賞
経歴について
2002年、25歳の時にスタジオジブリに入社、著作権・法務関係の部署に所属します。その後、【崖の上のポニョ】・【ゲド戦記】・【ハウルの動く城】メディア等への宣伝を担当します。
2006年、29歳でフランスの会社が製作したアニメ映画【王と鳥】の宣伝プロデューサーを担当。その年の11月高畑勲(たかはた いさお)監督作品の担当プロデューサーとなり、その後『かぐや姫の物語』の企画がはしまり、何度もも何度も企画や制作が繰り返され、制作が開始されてから実に5年もの歳月をかけ、2013年11月にやっと公開されました。
2014年3月、37歳の時【思い出のマーニー】のプロデューサーとなり映画はその年の夏に公開。
2014年年末、スタジオジブリを退社、翌年の2015年6月、同年4月にスタジオポノックを設立し
2015年4月、38歳でスタジオポノックを設立。
スタジオジブリのパクリなの?
”メアリと魔女の花”の特報動画を見ると、どうしてもジブリ作品とかぶってしまう気がします。しかしスタジオジブリ自体も解体されるまでは社内では色々ともめ事等あったらしく、2013年11月スタッフ総出で、しかも5年もの歳月をかけて『かぐや姫の物語』を公開しましたが、その後、2014年ジブリの製作部門自体が解体されてしまい、ニュースには”宮﨑駿”引退というふうに取り上げられていました、。そのことによりスタジオジブリは事実上解散状態に陥っており、米林宏昌監督もこの時ジブリを退職しています。
スタジオポノックは、【思い出のマーニー】というアニメ映画でジブリ時代にダッグを組んでいた林宏昌監督とジブリ作品の宣伝を担当していた西村義明氏が、ジブリの魂を受け継ぎ作ったアニメ製作会社といっても過言ではないとおもいます。現にスタジオジブリの解体後“スタジオジブリのような、人々が感動すらような作品をもう一度作りたい”という思いから設立され、“ジブリの血を受け継ぐ”ためにその後継者とも言える若手スタッフたちの熱い思いによって設立されています。