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安土城ホテル一泊500万スイートの内容は?園内では大名行列で城まで送迎

安土城ホテル一泊500万スイートの内容は?園内では大名行列で城まで送迎について書いて見ました。三重県伊勢市にあるテーマパーク「伊勢安土桃山文化村」が施設を全面リニューアルするにあたり100億円を投じるそうです。そしてその中の目玉として、かつて”織田信長”が城主でここに原寸大で復元されている「安土城」を一泊500万円の超高級ホテルへ生まれ変らせ2018年の春開業を目指しています。

 

伊勢・志摩の大自然に囲まれた広大な敷地に400年の時を超えあの幻の城が、スイートルームを持つ超高級ホテルとして蘇る!

 

安土城について

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当時の安土城天主断面(内藤昌監修/安土城郭資料館)

 

安土城(あづちじょう)は、”織田信長”が築城した幻の城とされ、当時のお城としては大型の天守を初めて持つなど珍しい構造で、そしてその厳かで豪華絢爛(ごうかけんらん)な作りは当時の”織田信長”の力を最大限に誇っているかのようなお城だったそうです。

本来は、琵琶湖東岸の安土山(現在の、滋賀県近江八幡市安土町下豊浦)に建立されていたのですが、1582年(天正10年) 5月29日本能寺の変で織田信長の死後焼失しその後、安土城の5、6階部分にあたる天守部分を原寸大で復元した、滋賀県近江八幡市にある「信長の館」http://shiga-shiro.info/aduchi/shisetu.html と

天主までの高さ(43メートル)、最上階にある”黄金の間”などを原寸大でお城として復活させた「伊勢安土桃山文化村」とにそれぞれ復元されています。ちなみに、豪華絢爛を誇る「黄金の間」ですが、「信長の館」は黄金の間に直接入ることはできませんが、「伊勢安土桃山文化村」にある安土城の黄金の間は直接中に入ってみることができます。

※ホテルへの改装が始まる2017年8月頃までは見学可能とのこと

 

一泊500万原寸大安土城のスイートルーム

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織田信長が築城した幻の城「安土城」は同時のお城建築ではあまり類を見ない最先端の技術と構造、位置的にも最強のお城だったそうです。「安土城」の建立について興味のあるあなたは、西田俊之さん主演の映画『火天の城』(かてんのしろ)を見るとどれだけ凄いお城だったのかがよくわかるかと思います。東映の配給により、2009年9月12日に全国の映画館で公開されDVDは2010年2月21日発売されています。

 
7階建て安土城の高層部分をスイートルームに

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最上階「黄金の間」

 

 

伊勢安土桃山文化村」は、伊勢・志摩の大自然に囲まれた10万坪の広大な敷地の中に、京都の市街(洛中(らくちゅう)と郊外(洛外(らくがい)の景観や風俗を描いた屏風絵である「洛中洛外(らくちゅうらくがい)」や楽市楽座(らくいちらくざ)、戦国砦など当時のまち並みや、織田信長が築城した幻の「安土城」を中心に時代考証に基づき再現したテーマパークで、入り口をくぐるとそこは戦国時代!街並みは、3層の構造になっていて、領民の里(一の丸)、忍者の里(二の丸)、そして安土城のある一番奥の城廓(じょうかく)の里(本丸)の三つの構造になっており、園内はシャトルバスが走るほど広大なのですが、今回100億円を投じて施設を全面改装する目玉として挙げられているのが、戦国時代や忍者への関心が高い訪日外国人、しかも富裕層を呼び込む狙いがあり、その中でも高さ43メートル7階建ての安土城のレプリカは、高層階を1日1組限定、しかも貸切のスイートルームにし一泊500万円だそうです。この料金の中には、歓迎パーティーや城までかごで運ばれる大名行列等も入っているそうです。

入り口から一番奥にある本丸の安土城までは、距離にして約1km弱だそうで、戦国時代のこの街並みを見ながらお城まで大名行列で練り歩き、黄金の間も含めた幻のお城「安土城」のスイートへ宿泊しお殿様気分を味わってしまったら、もしかしたら戦国時代へタイムスリップしているかのような感覚になるかもしれません。

2018年春のオープンを目指しているそうですが、果たして勝算はあるのか?第一号の宿泊者にはいったい誰がやってくるのか?気になるところです。